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環境・リサイクル

薬剤使用を軽減できるシロアリの防除技術

技術の構成要素

シロアリ社会における集団の生命維持は、職蟻(ワーカー)の木材消化能に大きく依存している。消化酵素の分泌器官である職蟻唾液線には唾液分泌に寄与する水の通過路「水チャネルタンパク質(アクアポリン)」が大量に発現しており、さらに、職蟻へのアクアポリン阻害剤の投与によるワーカーの死滅が確認された。

本技術は、シロアリ職蟻唾液腺の機能阻害によるシロアリの水分利用能の破綻に資するものであり、唾液腺をターゲットにして集団の生命維持を崩壊させる新奇の防除薬剤の開発を可能とする。

適用分野

  • ・衛生害虫駆除業
  • ・建材業
  • ・住宅・建材用 防蟻剤製造業

関連特許

なし

技術の優位性(従来・競合技術との比較)

[従来の問題点]

シロアリ防除は、これまで床下の木材や土壌を化学合成薬剤で処理する方法が中心であった。しかし近年、シックハウス症候群や化学物質過敏症といった問題、環境保全意識などの高まりから、薬剤使用量の軽減や人間社会や環境生物に影響しない防除技術の確立が望まれている。

[解決したポイント]

環境負荷が大きく残効性の高い伝統的な駆除剤に替わる新奇技術として、シロアリの社会行動を制御しうる標的タンパク質の探索と、そのタンパク質の阻害剤の有効性を検討した。唾液腺で発現するアクアポリンの阻害剤は職蟻(ワーカー)を死滅させたことから、シロアリの唾液分泌(水利用)の撹乱によるシロアリ駆除が可能となった。

開発の進展状況

実用化を希望される企業からのコンタクトを希望します。

参考図面


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