大学(知財・特許・技術)と企業のビジネスマッチング!

環境・リサイクル

茶がらなどの植物繊維を用いた放射性物質の吸着固定法による除染技術

技術の構成要素

茶がらに多く含まれる植物固着性のタンニンがストロンチウムやセシウムを吸着する特性を用いて、山野から流出する小川、湖沼、プールあるいは家屋の洗浄・除染時に発生する流水などに含まれる放射性物質を吸着・固定化し、食物類への移動や二次汚染を防止するシステム技術を提供する。

用いる茶がらは飲料水メーカーが大量に保有する言わば産業廃棄物であるため、原料コストは安価である。吸着剤を通水性の袋やフィルター内に保持し、流水あるいは貯留水中へ設置することで、放射性物質の90%程度を固着可能である。放射性物質を固着した茶がらは乾燥工程を経た後に、中間貯蔵所に移動し貯蔵する。現在、問題となっている家屋除染時の洗浄水による二次汚染の防止や、稲作時の田圃に導かれる水の浄化に有効である。

適用分野

  • 福島県を始めとする放射性物質による汚染地域での環境修復事業分野や、家屋の除染事業分野。

関連特許

申請中

技術の優位性(従来・競合技術との比較)

[従来の問題点]

原子力発電所などを手掛ける充電メーカーでは、ゼオライト系の吸着剤を用いた放射性物質の除染を行っているが、その場合、除染コストが極めて高額となるほか、ゼオライトの重量が大きく移送が容易ではない。

[解決したポイント]

ゼオライト系吸着剤に替えて、茶がら(移送時は乾燥状態)を用いるため、安価でかつ軽量な吸着剤の提供が可能となる。また、吸着後も水切り・乾燥させることで軽量化が達成できるため、中間貯蔵所への移動や焼却処理が容易となる。

開発の進展状況

製品化のための共同研究が必要。

参考図面


この案件に問い合わせる